神奈川新聞デジタル友の会

~私のデジタルとの付き合い方~ 場所や時間から解放されて自由が増えました

場所や時間から解放されて自由が増えました 6月6日神奈川新聞 9ページより引用
紺野美沙子
1980年、慶應義塾大学在学中にNHK連続テレピ小餃「虹を織る」のヒロイン役で人気を博す。以後、多数のドラマ、舞台に出演。国連開発計画親善大使としてアジア・アフリカの各国を視察するなど、国際協力の分野でも活動中。「紺野美沙子の朗読座」主宰。NHKFM「音楽遊覧飛行」案内役を担当。横綱審譲委員会の一員←「横濱 KeyStation」のリラクゼーションスペースで

仕事も生活もやりたいことや好きなことを、
私らしいテンポで続けていきます。-女優 紺野美沙子-

女優の紺野美沙子さんは、1979年にデビュー以来、テレビ、舞台、映像などで活躍する一方、主宰する「朗読座」では、映像や音楽を組み合わせた朗読公演を各地で行なっている。また、98年10月には国連開発計画(UNDP)親善大使に就任、開発援助を必要とする国々への訪問、国内での広報活動に尽力している。さまざまな分野で活躍する紺野美沙子さんに、仕事やプライベートでデジタルとどのような付き合い方をしているのかを伺った。また、次のページでは聡PCデポ野島隆久社長の案内で新拠点を見学しながら、デジタル社会について語りあった。(敬称略)

-対面にこだわりたい-

「朗読座」について教えてください。
12年前にたまプラーザ駅に「たまプラーザテラス」と言う多目的ホールを併設した商業施設ができました。私が青葉区に住んでいることもあって当時の支配人の方に、多目的ホールで何か定期的に催しをできないだろうかと声をかけていただいたんです。それまでいろいろなお仕事をさせていただいていましたが、ちょうどその頃自分の根っこになる活動したいなと思っていたので、それでは朗読をやってみようと始めました。朗読だけでなくそこに映像と音楽を組み合わせる形が多いですね。「たまプラーザテラス」を始め地方でも上演の機会をいただいて季節や場所に合わせた作品を作ってラインナップも増やしてきました。

-講演をリモートで行う事は。-

朗読や講演会をリモートでやりたいと言うお話をいただいたり、実際にリモートで対談をしたこともあります。でもライブの反応がないと、なかなかモチベーションが上がらないんですよね。対面だからこそ通じ合うものがあると思うのでリモートでもできますが、落ち着いたら必ず伺いますと延期にしたこともあります。コロナ禍で同じ空間の中でコミニケーションを取る大切さを実感したし、何より人と会って話をするのは気持ちがいいですね。国連開発計画の親善大使の仕事も同様で、実際に開発援助を必要としている国に行って、現地の方々と会って話をすることを大切にしてきました。

-舞台の仕事はいかがですか。-

2020年の12月から20一年1月にかけて東京、大阪、福岡で相撲をテーマにしたミュージカルの舞台に立ちました。コロナ禍と言うこともあり、いろいろ大変でしたが、千秋楽まで無事に務めることができて、達成感があり、一区切りついた気がしました。舞台は好きなのでこれからもやりたいと思いますが、あまり欲張らずに、今の状況の中でできることをぼちぼちやっていこうかなと言う感じですね。

-相撲好きとしても有名ですね。-

ますます入れ込んでおります。今年の3月場所では新関脇の若隆景が優勝しましたが、この方は3人兄弟の3男で、お兄さん2人も力士なんです。場所前にテレビの仕事で3兄弟にお目にかかったのですが、次男の若元春さんがソフトで優しく素敵だなぁと、すっかりファンになりました。でも、最近は相撲部屋の女将さんのような気分になってきて、お相撲さんはみんな好きです。みんな応援しています。

-デジタルとの付き合い方-
デジタルとの付き合い方

パソコンはMacを30年位前に買いましたが、当時は軽自動車1台分位の価格でした。パーソナルトレーナーの方が自宅まで教えに来てくださって4.5回のレクチャーを受けて。操作を操作方法を覚えました。スマホは10年ほど前に携帯から切り替えましたが、使いこなしていないですね。LINEとメール、ニュースやFacebookを見たり。アプリも実用的なものしか入っていませんが、地方での仕事の時は位置情報やマップ関係を活用しています。道案内だけでなく、近くの美味しいお店を探すときににも便利ですよね。生活にデジタルを取り入れて良かったと思うのは、時間や場所の制約がなくなって自由になったこと。NHK FMで映画音楽を紹介する番組に出演している関係で映画を見る機会が多いのですが、iPadがあれば移動中に映画を見ることができます相撲中継も録画しなくても見逃し配信で後で見ることができるし、ニュースもラジオも見たい時、聞きたいときに視聴できます。デジタルは便利ですが、アナログにも良さがあります。例えば、手元にある材料から料理のレシピを教えてくれるアプリを使っていますが、新聞や雑誌に載っていたレシピを切り取ってそれを見ながら料理することもあります。デジタルとアナログがあることで選択肢も増えたし生活は便利に豊かになったと思いますね。

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